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発表日:
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第48週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第48週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第48週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)伝染性紅斑 3)感染性胃腸炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は6.31人と前週(2.62人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は4.05人と前週(2.86人)から増加し、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.49人と前週(2.73人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“水痘(水ぼうそう)の報告数が急増しました!”について取り上げました。
水痘は、水痘帯状疱しんウイルスに初めて感染した際に発症する感染症です。川崎市における水痘の定点当たり報告数は令和6年第48週(11月25日~12月1日)に0.59人となり、前週(0.16人)から大幅に増加しました。
水痘の予防にはワクチンが有効であり、平成26年10月から小児の水痘ワクチンが定期接種化されています。しかし、中学生の一部や高校生は定期接種化される前の世代であり、水痘に対する免疫が不十分な方もいらっしゃるため、学校等の集団施設での流行状況には注意が必要です。さらに、免疫がない成人が感染すると、肺炎等を合併し重症化しやすいといわれています。水痘ワクチンの接種機会がなく、り患歴もない方は、任意接種も可能ですので、必要な場合は医療機関に相談しましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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