次のとおり食中毒が発生したので発表します。

１　事件の探知

　令和６年１２月１４日（土）、春日市の医療機関から、食中毒様症状を呈した患者を診察し、胃アニサキス症と診断した旨、筑紫保健福祉環境事務所に届出があった。

２　概要

　同事務所が調査したところ、１２月１３日（金）に福岡市内のスーパーで購入した三枚おろしのサバ及びタチウオを自宅で調理し、刺身として喫食した同居家族３名のうち１名が、同日２２時頃から食中毒様症状を呈し、医療機関にてアニサキス虫体が摘出されていることが判明した。

　同事務所は、患者からアニサキス虫体が摘出されていること及び疫学調査から、本件を食中毒と断定し、調査を進めている。

３　発生日時

　判明分：令和６年１２月１３日（金）２２時００分頃

４　摂食者数　

　判明分：３名

５　症状

​　判明分：腹痛、嘔吐、下痢

６　有症者数　

　判明分：１名（３０代男性）

　医療機関を受診しているが、入院はしていない。

　重篤な症状は呈しておらず、回復している。

７　原因施設、原因食品、病因物質　

（１）原因施設：調査中
（２）原因食品：調査中
（３）病因物質：アニサキス

８　その他

​〈参考〉県下における食中毒の発生状況（１２月１６日現在。調査中の事件を除く）

区分	2024年		2023年（全体）
	事件数	患者数	事件数	患者数
県域	14	131	22	80
北九州市	12	72	4	21
福岡市	33	255	59	667
久留米市	0	0	2	11
計	59	458	87	779

資料

記者発表資料 [PDFファイル／254KB]

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