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発表日:
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和6年第50週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和6年第50週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第50週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)伝染性紅斑でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は23.02人と前週(11.41人)から増加し、例年より高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は6.65人と前週(4.70人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
伝染性紅斑の定点当たり患者報告数は2.78人と前週(2.78人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“冬場は感染性胃腸炎にも御注意ください!”について取り上げました。
感染性胃腸炎は、ウイルス(ノロウイルスやロタウイルス等)や細菌等を病原体とする感染症で、通常秋から冬にかけて患者報告数が増加します。
川崎市においても、令和6年は感染性胃腸炎の定点当たり報告数が12月上旬から増加しており、第50週(12月9日~12月15日)には6.65人となりました。流行のピークは例年12月から1月にみられることから、今後さらに患者数が増加する可能性もあります。
感染の拡大を防止するためには、感染した方の便や吐物を適切に処理することが重要です。特に冬季に多くみられるノロウイルスに対しては、塩素消毒液が有効ですので、適切な濃度の消毒液を使用するようにしましょう。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
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