「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第9週)(2025年3月5日)-川崎市

参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/prs/350/0000174787.html

発表日:

【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第9週)

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第9週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第9週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)新型コロナウイルス感染症 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は11.65人と前週(11.27人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は4.34人と前週(4.23人)から横ばいでした。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.62人と前週(2.43人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。

今週のトピックス
“知っていますか~麻しん(はしか)~”について取り上げました。
 麻しんは、麻しんウイルスを原因とする急性感染症で、免疫のない人が感染するとほぼ100%発症し、重症化すると死亡することもあります。
 国内では麻しんは排除状態にありますが、渡航者が増加した令和5年以降、報告数が増加しており、特に令和7年2月中旬以降は、渡航先で感染した事例の報告が相次いでいます。また、麻しんウイルスは感染力が非常に強いため、渡航先で感染した患者と同じ公共交通機関を利用したことで感染した事例もみられています。
 麻しんを予防するためにはワクチン接種が有効であり、2回接種による免疫獲得率は97%~99%以上とされています。定期予防接種の対象年齢を確認し、忘れずに接種を受けましょう。

資料に関するお問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地
電話:044-200-2441
ファクス:044-200-3928
メールアドレス:40kansen@city.kawasaki.jp

ページの先頭へ戻る