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福岡県糖尿病性腎症重症化予防プログラムについて
更新日:2025年3月25日更新
高齢化が進む中で生活習慣と社会環境の変化に伴う糖尿病患者数の増加が課題となっています。糖尿病は放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こしますが、中でも糖尿病性腎症が重症化すると、人工透析導入につながるなど、患者のQOLを著しく低下させます。
このため、県では、平成29年に「福岡県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定し、令和3年には、医療機関等の協力を促進するため、福岡県医師会、福岡県糖尿病対策推進会議、福岡県糖尿病性腎症重症化予防対策協議会、福岡県の四者連名による改定を行い、糖尿病性腎症の重症化予防の取組を進めて​きました。​
このたび、令和6年3月の国プログラムの改定を踏まえ「福岡県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を改定しました。​
福岡県糖尿病性腎症重症化予防プログラム(令和7年3月改定版) [PDFファイル/1.76MB]
※参考資料
かかりつけ医から糖尿病専門医・専門医療機関への紹介基準 [PDFファイル/173KB]
かかりつけ医から腎臓専門医・専門医療機関への紹介基準 [PDFファイル/100KB]
1 プログラムの目的
糖尿病が重症化するリスクの高い医療機関未受診者・治療中断者に対し、医療機関等と連携して適切な受診勧奨、保健指導を行い継続的な治療につなげること、糖尿病性腎症等で通院する患者の中から、重症化リスクが高い者に対して、医療機関と連携して保健指導を行うこと、などの取組みにより良好な血糖のコントロールの維持、合併症の発症・進展の予防等を通して、腎不全への移行や人工透析導入を予防し、対象者の健康寿命の延伸を図ることを目指しています。
2 取組内容
(1)医療機関の未受診者、糖尿病治療中断者に対する受診勧奨と保健指導
糖尿病の治療が必要であるが、医療機関未受診者または治療を中断している被保険者に対し、医療機関を受診するよう通知等を行うとともに、被保険者の状況に合わせた保健指導を行い、治療に結びつけます。
(2)糖尿病性腎症重症化リスクの高い者への保健指導
糖尿病で治療中の者のうち、重症化のリスクが高い者に対して、本人及びかかりつけ医の同意を得て、保険者と医療機関が連携して保健指導を行い、重症化を予防します。
※関連リンク(厚生労働省)