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発表日:2025年7月16日
【報道発表資料】 「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和7年第28週)
市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和7年第28週)」を作成しましたのでお知らせします。
報道発表資料
第28週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)新型コロナウイルス感染症でした。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.24人と前週(3.92人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は2.92人と前週(2.68人)から横ばいで、例年より高いレベルで推移しています。
新型コロナウイルス感染症の定点当たり患者報告数は2.90人と前週(2.20人)から増加しました。
今週のトピックス
“夏季に流行する感染症~ヘルパンギーナ~”について取り上げました。
ヘルパンギーナは夏季に乳児を中心に流行する感染症で、手足口病と同様、主にエンテロウイルス属のウイルスを原因とする疾患です。今年は6月以降報告数が徐々に増加しており、川崎市における令和7年第28週(7月7日~13日)の定点当たり報告数は0.46人となりました。
ヘルパンギーナの主な症状は、突然の高熱(38~40℃程度)や咽頭痛、口腔内の水疱や潰瘍等であり、予後は比較的良好ですが、まれに重症化する場合もあります。飛沫感染や接触感染で広がるため、手洗い等を徹底し、小児が集団で過ごす保育園等では、タオルやおもちゃの共用を避けましょう。また、発症後2~4週間は便から原因ウイルスが排泄されるため、おむつ交換後の排泄物を適切に処理することも重要です。
資料に関するお問い合わせ先
川崎市 健康福祉局保健医療政策部感染症対策担当
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