【感染症エクスプレス@厚労省】VOL.546(2025年10月24日)
◆海外でチクングニア熱等の蚊媒介感染症の発生が報告されています
チクングニア熱については、中華人民共和国や欧州域内の複数の国等で市中感染の発生が報告されています。症状や渡航歴からチクングニア熱を含む蚊媒介感染症を疑う場合には検査の実施をお願いします。また、日本においても媒介蚊であるヒトスジシマカが広く生息していることから、海外渡航歴がない場合であっても、国内の蚊の活動期に刺咬歴があるなど、臨床像と疫学情報からチクングニア熱等を疑う場合には、必要に応じて検査の実施をお願いします。下記の「蚊媒介感染症の診療ガイドライン 第5.1版」もご活用ください。
▼蚊媒介感染症の診療ガイドライン 第5.1版(国立感染症研究所)
▼チクングニア熱等に関する注意喚起について(8月7日付厚生労働省感染症対策課事務連絡)
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