【感染症エクスプレス@厚労省】VOL.556(2026年4月3日
◆麻しんの発生報告数の増加に伴う、予防接種のより積極的な推進等を周知
麻しん、いわゆる「はしか」は、感染力が非常に強く、先進国でも1,000人に1人が死亡するといわれ、注意が必要な感染症です。
日本では、2015年にWHOにより麻しんの排除認定を受けていますが、近年、諸外国で麻しんの流行が報告される中、本年1月からの国内の発生報告数は、3月22日まで152例であり、2020年以降最多となっています。
海外においても麻しんの流行が確認されており、日本と同様に麻しんの排除認定国であった英国やカナダ、スペイン、オーストリア等では、排除認定が取り消されています。英国やカナダにおいては、麻しん含有ワクチンの接種率も低下している状況です。
厚生労働省では、3月31日付けで予防接種のより積極的な推進等を周知したほか、国立健康危機管理研究機構(JIHS)にて作成された医療機関向けのリーフレットを、厚生労働省のウェブサイトにて公表しています。
具体的には、予防接種のより積極的な推進として、以下の内容について周知しています。
●お子様が、麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳または就学前1年間にある場合や、ご自身のワクチン接種歴がわからない場合には、接種をご検討いただくこと
●麻しんを疑う症状がある場合は、
・医療機関に伝えてその指示に従うこと
・医療機関を受診する際は、公共交通機関の利用を可能な限り避けていただくこと
引き続き医療機関においては、以下の点に特にご留意ください。
・発熱、発疹、咳、鼻汁、結膜充血等を呈する患者に対する麻しんの鑑別診断の徹底
・麻しんが疑われる症例を診察する際の、標準予防策および空気感染予防策の実施
・確定例および疑い例についての、速やかな保健所への届出
・医療従事者自身の麻しん免疫(2回接種歴または抗体保有)の確認
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▼医療機関向け「麻しんを疑った際の対応」リーフレット
JIHS https://dcc.jihs.go.jp/information/pdf/mashin20260327.pdf
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/001684793.pdf
▼麻しん(はしか)情報 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
▼MRワクチン 厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/yobou-sesshu/vaccine/mr/index.html
