◆感染力が極めて高い「麻しん(はしか)」の感染拡大防止についての協力依頼(2026年4月24日)

【感染症エクスプレス@厚労省】VOL.558(2026年4月24日)

◆重症になりやすく、感染力が極めて高い「麻しん(はしか)」が、2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。麻しん(はしか)は、マスクや手洗いでは感染予防として十分ではなく、2回のワクチン接種が重要です。
 麻しん(はしか)は、「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。さらなる感染拡大防止のため、以下の事項についてご協力をお願いいたします。

<ワクチン接種のご検討>
○ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
○お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳または就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
○海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分の場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
○2000年4月1日以前に生まれた方は、2回の定期接種が行われていない可能性が高いです。母子手帳等で過去の麻しん(はしか)の罹患歴または2回の接種記録を確認できない方は、いま一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。

【麻しん(はしか)を疑う症状がある場合のご対応とご協力】
○麻しん(はしか)を疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、まずは事前に最寄りの医療機関に電話連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。
○感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについても、ご協力をお願いいたします。

【自治体への疫学調査へのご協力】
○麻しん(はしか)の感染拡大防止には、患者や接触者に対する行政による調査が重要です。ご協力をお願いいたします。

【特にご注意いただきたい方々】
○特に以下の方々は、接種が不十分な場合、ワクチンの接種をご検討ください。
・保育園・学校職員、医療機関職員など小さいお子さんと接触する機会の多い方。
・空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方。
○以下の方々は罹患すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
・妊娠中は麻しん・風しんのワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討下さい。
・免疫不全のある方は、主治医と相談のうえ、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。
・乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴をご確認ください。

◆ガイドラインの改正版を発出予定
 「保健所における麻しん対策・対応ガイドライン 第三版」の発出を予定しております。

▼医療機関向け「麻しんを疑った際の対応」リーフレット
JIHS

▼麻しん(はしか)情報 厚生労働省

サイト内リンク麻しん(はしか)情報 厚生労働省

▼MRワクチン 厚生労働省
サイト内リンクMRワクチン 厚生労働省

ページの先頭へ戻る

公開日:2026年04月27日

カテゴリー: 感染症