【海外情報】 【海外感染症情報】アジア(バングラディシュ)鳥インフルエンザ(平成23年4月11日)2011/05/02

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アジア

 国 :バングラディシュ

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型トリインフルエンザウイルス

内 容:

2011年4月11日―バングラデシュ人民共和国政府の厚生省は、新しい鳥インフルエンザのヒト感染例を確認しました。

症例は、ダッカ・コムラプールの2歳男児で、3月1日に発症しました。児は3月9日、鳥インフルエンザ定点機関で検体採取され、すっかり回復しました。

詳細な疫学調査や、接触者のフォローアップは、疫学. 疾病対策研究所、バングラデシュ国際下痢性疾患研究センター、WHOバングラデッシュ事務局からなるチームにより実施され、さらなる症例は見つかっていません。

感染源の調査によると、児は病禽に接触していた模様です。児は、先の感染例と同じ地域の出身ですが、お互いに直接接触はしていませんでした。

今回の症例は、疫学. 疾病対策研究所で、鳥インフルエンザ感染として確定されました。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2011年05月02日

カテゴリー: 感染症