【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ、アジア、南太平洋、アメリカ大陸、中東(アフリカ、インド洋諸島、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、オーストラリア、アメリカ、カリブ海諸島、サウジアラビア)テング熱(平成23年5月2日)2011/06/01

各国別海外感染症情報

説明 情報源:CDC

地 域:アフリカ、アジア、南太平洋、アメリカ大陸、中東

 国 :アフリカ、インド洋諸島、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、オーストラリア、アメリカ、カリブ海諸島、サウジアラビア

感染症:テング熱

病原体:テングウイルス

内 容:

5月2日-デング熱は、ほとんどの熱帯・亜熱帯地域で報告されています。 病原体は類似した4つのウイルス(デングウイルス1-4型)で、蚊に刺されることで感染します。デングウイルスには田舎でも都市部でも感染する可能性がありますが、都 市部での報告がほとんどです。以下は地域ごとの特徴です。

【アフリカ・インド洋諸島】デング熱はどの国でもみられます。デング熱が存在しないと される国から帰国した旅行者が感染していた事例もありますので、注意が必要です。

【アジア】一年を通して感染する可能性があります。2011年はマレーシア、フィリピン、 シンガポール、タイなどで報告されています。

【南太平洋地域】オーストラリアのクイーンズランド州北部でも散発しています。 【アメリカ大陸とカリブ海諸国】汎米保健機構(PAHO)の発表によると、2010年は180万人以上、2011年は1月と2月だけですでに20万人以上の感染者(うち2,744人が重 症)が報告されています。

【中東】中東でもデング熱は散発しており、旅行者に人気のあるサウジアラビアのジッ ダも例外ではありません。

予防の基本は蚊に刺されないようにすることです。 デング熱を媒介する蚊は夜明けや夕暮れ時に刺すことがほとんどですが、とくに屋内や日陰、曇りの日にはあらゆる時間帯に活動性がみられます

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2011年06月01日

カテゴリー: 感染症