【保健所健康危機管理事例H22】
フィリピンからの輸入例を発端とした麻しん集団感染事例
〔作成者〕
岡崎市保健所
〔発生年月日〕
2010/11/29~2011/01/25
〔概要〕
平成22年11月から翌年1月にかけて、岡崎市内においてフィリピンからの輸入例を感染源とした計14例の集団感染が発生した。14例は全て疫学的にリンクし、うち13例の患者検体からD9型麻しんウイルス遺伝子を検出した。流行の終息まで約2ヶ月を要したが、関係機関との連携により封じ込めに成功した。
〔原因/端緒〕
麻しんウイルス(D9型)
〔患者/死者/負傷者〕
患者14名
〔症状/被害状況〕
発熱、咳、鼻汁、コプリック斑、発疹、目脂、結膜充血