【保健所健康危機管理事例H22】
キノコ食中毒
〔作成者〕
神奈川県平塚保健福祉事務所
〔発生年月日〕
2010/10/14~2010/10/14
〔概要〕
10月15日(金)に伊勢原市内の医療機関から「10月14日(木)にキノコを採取して食べた後、嘔吐・意識障害を呈した患者3名が搬送された」旨の連絡が当所にあった。調査を行ったところ、患者が富士山麓で採取したキノコ及び直売所で購入したキノコを家庭で調理し、食べたことが判明した。食べたキノコの特徴を患者より聞き取り調査したところ、テングタケの一種に類似していたこと、患者の症状がこのキノコの中毒症状と一致していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、キノコを原因とする食中毒と決定した。
〔原因/端緒〕
平成22年10月15日(金)に伊勢原市内の医療機関から「10月14日(木)にキノコを採取して食べた後、嘔吐・意識障害を呈した患者3名が搬送された」旨の連絡が当所にあった。
原因食品:キノコの天ぷら、キノコ汁、キノコの炒め物
病因物質:植物性自然毒
〔患者/死者/負傷者〕
患者:3名
〔症状/被害状況〕
嘔吐・意識障害など