【海外情報】 【海外感染症情報】アジア(カンボジア)鳥インフルエンザ(平成23年6月10日)2011/07/06

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アジア

 国 :カンボジア

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型トリインフルエンザウイルス

内 容:

2011年6月10日-カンボジア保健省は、新たに1例の鳥インフルエンザ(H5N1)ヒト感染例が確認されたと発表しました。

患者はプレイヴェーン州カンポントラベク郡プラサット村に住む7歳の女児で、5月24日に発症し、地元の個人医院で治療を受けていましたが治療効果がみられず、31日にカンタボパ小児病院に入院しましたが、7日後に死亡しています。プラサット村では家禽が相次いで死んでいるとの報告があり、患児には病気の家禽との接触歴があったとされています。

同国では、16例目の鳥インフルエンザ(H5N1)ヒト感染例であり、14例目の死亡例となります。また、今年に入ってからの患者6人は全員死亡しています。

現在、国および地域の迅速対応チームが、国の定める手順に従い調査・対応にあたっています。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2011年07月06日

カテゴリー: 感染症