【保健所健康危機管理事例H22】
結核集団発生
〔作成者〕
石川県南加賀保健所健康推進課
〔発生年月日〕
2011/1/6~対応継続中
〔概要〕
2011年1月6日に届け出のあった肺結核患者(男性93歳無職)は、高齢者介護施設に入所中で、咳が続いていたため、医療機関を受診し、喀痰検査実施。結果は塗抹(G7)で結核専門病院へ入院した。家族、施設職員、入所者計37名の接触者検診で2名が肺結核、8名が潜在性結核感染症と診断され、それぞれ治療及び予防内服開始という集団感染事例となった。経過は順調である。
〔原因/端緒〕
結核菌
〔患者/死者/負傷者〕
1名の発生患者から、
肺結核発病者 2名
潜在性感染者 8名
〔症状/被害状況〕
接触者検診対象者37名(家族10名、施設職員等27名)のうち、
肺結核患者2名(職員)
潜在性結核感染者8名(家族4名、職員4名)