平成23年8月3日
「東電福島第一原発作業員の長期健康管理に関するグランドデザイン」の取りまとめ
厚生労働省が設置した「東電福島第一原発作業員の長期健康管理に関する検討会」(座長 相澤好治 北里大学副学長)では、このたび、これまでの議論を踏まえた「グランドデザイン」を取りまとめましたので、公表します。
○ 現在、東京電力福島第一原子力発電所においては、事故の収束に向け、多くの労働者の方が作業に従事しています。
○ 今後、放射線への被ばくによる健康障害の発生が懸念されることから、平成23年5月に示された、いわゆる「政府の工程表」において、「緊急作業に従事した全ての作業員の、離職後を含めて長期的に被ばく線量等を追跡できるデータベースを構築し、長期的な健康管理を行うこと」等が示されました。
○ これを受けて、厚生労働省では、平成23年6月に「東電福島第一原発作業員の長期健康管理に関する検討会」を設置し、専門家のご参加をいただき、これまで2回の検討会を開催しました。
○ 今回、検討会における議論を踏まえ、データベースの項目と長期的な健康管理の大枠を取りまとめ、グランドデザインとして公表します。
○ 引き続き、長期的な健康管理の在り方等についての検討を行い、報告書として取りまとめる予定です。
(別紙) 「東電福島第一原発作業員の長期健康管理に関する検討会」参集者(PDF:121KB)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001l6qg-att/2r9852000001l6rx.pdf
(別添) 東電福島第一原発作業員の長期健康管理に関するグランドデザイン(PDF:24KB)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001l6qg-att/2r9852000001l6tc.pdf
詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001l6qg.html
(参照先)
東電福島第一原発作業員健康対策室
(厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課)