【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H23】広域食中毒(富山市保健所)

【保健所健康危機管理事例H23】

広域食中毒

〔作成者〕

富山市保健所

〔発生年月日〕

2011/4/24~2011/5/3

〔概要〕

4月22日から4月25日にかけて当該飲食店でユッケ等を喫食した18グループ75名中24名が下痢、腹痛、発熱等の症状を呈した。患者の検便の結果、1名から腸管出血性大腸菌O111(VT2)を、別の1名からVT非産生の大腸菌O111を検出した。また、患者24名に共通する行動は当該飲食店での食事しかないことから、同施設で提供された食事による食中毒と断定した。5月6日から5月8日までの3日間の営業停止処分とする。

〔原因/端緒〕

平成23年5月1日、病院医師より4月23日富山市内の飲食店を利用した者が溶血性尿毒症症候群(HUS)症状を呈し、富山市内の医療機関に入院していると富山県厚生部を経由し連絡があったもの。

〔患者/死者/負傷者〕

死者数0名、患者数24名

〔症状/被害状況〕

症状:下痢、腹痛、発熱

公開日:2011年08月31日

カテゴリー: 食品安全