【海外情報】 アジア(インドネシア)鳥インフルエンザ(平成23年10月26日)2011/11/04

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アジア

 国 :インドネシア

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型鳥インフルエンザウイルス

内 容:

 2011年10月26日、インドネシア保健省は、新たに2例の鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例が確認されたと発表しました。

1例目は、バリ州バンリ県に住む5歳女児で、9月27日に発症し、10月5日に地元の一般病院に入院しましたが、10月9日に死亡しています。

2例目は、10歳男児で、1例目の兄です。9月30日に発症し、妹と同日に入院、10月10日に死亡しています。

保健省および地元の保健当局によって疫学調査が行われ、この兄妹は家禽を飼育している地域に住んでおり、兄妹が発症する前には自宅および近所の家禽が死んでいたということが明らかになりました。

検査の結果、鳥インフルエンザウイルス(H5N1)感染が確認されました。

インドネシアでは現在までに181例の感染が確認されており、うち149例が死亡しています。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2011年11月04日

カテゴリー: 感染症