【海外情報】 オセアニア(マーシャル諸島共和国)デング熱(平成23年10月28日)2011/12/05

各国別海外感染症情報

説明 情報源:CDC

地 域:オセアニア

 国 :マーシャル諸島共和国

感染症:デング熱

病原体:デングウイルス

内 容:

マーシャル諸島共和国では初めてとなるデング熱の流行が報告されています。ほとんどの症例が首都マジュロから報告されており、同国保健省は全住民に対して防蚊対策を行うよう注意を促しています。予防の基本は蚊に刺されないようにすることです。デング熱を媒介する蚊は夜明けや夕暮れ時に刺すことがほとんどですが、とくに屋内や日陰、曇りの日にはあらゆる時間帯に活動性がみられます:①できるだけ、網戸または空調設備のあるホテルに滞在するようにしましょう。②屋外や網戸のない建物に滞在する場合は、虫除け剤を肌に直接塗りましょう。日焼け止めを同時に使用する場合は、まず日焼け止めを塗ってから虫除け剤を使用しましょう。③屋外では長袖・長ズボンを着用しましょう。ペルメトリンを含有する防虫剤を衣服の上から噴霧すればより効果的です。ただし、ペルメトリンを肌に直接噴霧することはやめましょう。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2011年12月05日

カテゴリー: 感染症