【海外情報】 アフリカ(エジプト)鳥インフルエンザ(平成23年12月15日)2011/01/05

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アフリカ

 国 :エジプト

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:鳥インフルエンザ(H5N1型)

内 容:

2011年12月15日、エジプト保健省は、新たに2例の鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例が確認さ れたとWHOに届け出ました。患者はダカリーヤ県住む親子で、2人とも11月26日に発症しました。 母親は12月1日、児は12月2日に入院し抗インフルエンザ薬の投与を受けていました。母親は12月 3日に死亡し、死亡時は妊娠24週でした。児の容態は安定しています。感染源を調査したところ、患 者2人とも裏庭で病死した家禽(鶏、七面鳥)との接触があったことが判明しました。WHOグローバ ル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワークの国立インフルエンザセンターであるエジプト中 央公衆衛生研究所での分析により12月3日に患者の感染が確認されました。エジプトでは現在ま でに155人の感染が確認されており、うち53人が死亡しています。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2012年01月05日

カテゴリー: 感染症