【海外情報】 アフリカ(エジプト)鳥インフルエンザ(平成24年1月19日)2011/02/02

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アフリカ

 国 :エジプト

感染症:鳥インフルエンザ

病原体:鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルス

内 容:

エジプト保健省は、WHOに新たに2人の鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例が確認されたと発表 しました。

1人目の患者はカイロ行政区に住む2歳の女児で、2011年10月30日に、インフルエンザ様症状 (ILI)でヘルワン発熱病院の外来を受診していました。その後、WHOグローバル・インフルエンザ・ サーベイランス・ネットワークの国立インフルエンザセンターである中央公衆衛生研究所で、RTPCR法により検査した結果、確定診断されました。2人目の患者は、ファイユーム行政区に住む31 歳の男性で、2,012年1月1日に発症し、14日からオセルタミビル投与を受けていますが、現在も集 中治療室で治療を受けています。この患者も、同じ中央公衆衛生研究所で確定診断されていま す。その後の調査により、どちらの患者も、裏庭で飼っていた家禽との接触があったことが分かっ ています。エジプトでは、現在までに159人の感染が確認されており、うち55人が死亡しています。

(情報提供)

関西空港検疫所FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2012年02月02日

カテゴリー: 感染症