【保健所健康危機管理事例H23】
食中毒事例(23年12月)
〔作成者〕
堺市保健所 健康福祉局健康部保健所食品衛生課
〔発生年月日〕
2011/12/13~2011/12/15
〔概要〕
・共通食は、当該施設で調理した給食しかなく、12月13日の入所者から患者発生があったため、13日の昼食・夕食の調査を行ったが、原因食品の特定は出来なかった。
・調理従事者便(受刑者)35検体中6検体、患者便(受刑者)15検体中9検体からウエルシュ菌が検出され、3日間の業務停止とした。
〔原因/端緒〕
原因:ウエルシュ菌
探知:施設より「下痢・腹痛などの食中毒様症状を呈している入所者が多数発生している」旨の届出あり
〔患者/死者/負傷者〕
患者数:1037人(調査ができた患者数)
死者:0人
〔症状/被害状況〕
・12月13日夜から症状(腹痛)を訴え始め、14日には700人に達した。入所者(受刑者)1037人が下痢・腹痛を訴えた。
・症状は軽く、入院した者はいない。