【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H24】食中毒(クドア:平成24年度の事例)(堺市保健所)

【保健所健康危機管理事例H24】

食中毒(クドア:平成24年度の事例)

 

〔作成者〕
堺市保健所 健康福祉局健康部保健所食品衛生課

〔発生年月日〕
2012/06/03~2012/06/03

〔概要〕
・患者便からは、他の(食中毒をおこす)細菌・ウイルスは検出されず。
・ヒラメの廃棄や清掃を指示。
・クドアが検出されたこと以外に、衛生管理上の問題もあったので、6月7日に(6月8日の)1日間の営業停止命令をだしたが、8日に厚労省からの通知が届いた(メール)
・8日午前に、指示事項の改善がなされていることを確認し、営業停止を解除し、8日夕方からの営業を可とした。

〔原因/端緒〕
原因:クドアセプテンプンクタータ
探知:大阪府より食中毒疑いに関する調査依頼

〔患者/死者/負傷者〕
患者:2名
死者:0人

〔症状/被害状況〕
・ヒラメのすしを食べた2人が、下痢・腹痛の食中毒症状を呈し、便からクドアセプテンプンクタータが検出された(大阪府公衆衛生研究所の検査)。
・同一仕入れ日の別のヒラメを収去し、検査したところ、1.2×106/gのクドアが検出された。

公開日:2012年07月11日

カテゴリー: 食品安全