【保健所健康危機管理事例H23】
腸管出血性大腸菌O157による食中毒事件
〔作成者〕
山形県村山保健所 生活衛生課 緒方國顕
〔発生年月日〕
2011/05/02~不明
〔概要〕
5月2日~7日に発生施設で製造された「だんご及び餅(推定)」を喫食した491名(推定)のうち、287名が発症した。患者等の検便結果からO157が検出され、PFGEが一致したことから原因物質をO157と特定した。当該発生施設を5月8日から10日まで3日間の営業停止と衛生面の改善を指示した。
〔原因/端緒〕
5月7日山形市内の医療機関から「だんご」を食べた住民が、腹痛、下痢の症状を呈し受診している旨の連絡を受けた。
〔患者/死者/負傷者〕
死者(1名)、患者(287名)
〔症状/被害状況〕
下痢、腹痛、発熱、嘔吐など