【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H23】クドアによる食中毒(岡山県倉敷市保健所)

【保健所健康危機管理事例H23】

クドアによる食中毒

〔作成者〕
岡山県倉敷市保健所 保健所長 吉岡

〔発生年月日〕
2011/10/13~2011/10/14

〔概要〕
微生物学的検査では菌は検出できなかったが、ヒラメの残品からクドア・セプテンプンクタータが検出されたため、本食中毒事件の病因物質と断定した。 結果:5.8×107胞子/g (顕微鏡検査5.8×107胞子/g)、1.0×109kudoa rDNAのコピー数/g (リアルタイムPCR法)

〔原因/端緒〕
2011(平成23)年10月14日(金)、施設の営業者から保健所に、利用者が食中毒様症状を呈しているという届出があった。。

〔患者/死者/負傷者〕
利用者13名、患者数10名、死者0名

〔症状/被害状況〕
腹痛、嘔気・嘔吐、下痢が主症状で、平均潜伏時間は6時間であった。

公開日:2012年07月23日

カテゴリー: 食品安全