【保健所健康危機管理事例H23】
飲食店における食中毒事件
〔作成者〕
豊橋市保健所
〔発生年月日〕
2012/1/14
〔概要〕
平成24年1月14日午後6時頃、当該施設で提供された会席料理(刺身、揚げ物、寿司、茶碗蒸し等)を喫食した者が嘔吐、下痢等の消化器症状を呈した。検査の結果有症者7名、調理従事者等2名の便から、ノロウイルスが検出され、有症者の症状はノロウイルスの主症状等と一致し、ノロウイルスの平均的な潜伏期間及び有症者の発症時期から推定される暴露時期と、当該施設での喫食日時が一致したため施設の提供した食品による食中毒事件と断定し、営業禁止処分とした。
〔原因/端緒〕
平成24年1月14日に飲食店で開催された会合に出席した者から複数の出席者が下痢などの消化器症状を呈している旨の情報が保健所に入り調査を開始した。
〔患者/死者/負傷者〕
患者:26名
死者:なし
〔症状/被害状況〕
下痢、腹痛、嘔吐、発熱など