【保健所健康危機管理事例H24】
アルカリ性食器洗浄機用液体洗剤による健康被害
〔作成者〕
新潟市保健所
〔発生年月日〕
2012/7/7~2012/7/7
〔概要〕
市内の飲食店にて日本酒と間違えて洗剤を提供したため,当該品を喫食した客が口腔内のただれ,喉の痛み等の症状を発症し,救急にて市内の病院に搬送されたとの連絡が入った。
当該施設を調査したところ,商品ラベルが付いたままの日本酒の一升瓶にアルカリ性の食器用洗剤を小分けにして使用していたため,ホール担当者が日本酒を燗する際に誤って洗剤を混入させ,客に提供してしまったことが判明した。
〔原因/端緒〕
日本酒の燗をする機器にアルカリ性食器洗浄機用液体洗剤を混入させたことによる。
〔患者/死者/負傷者〕
患者2名
〔症状/被害状況〕
口腔内のただれ・腫れ・痛み・出血,喉の痛み