報道関係者 各位
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況
先般、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)」の症例が、国内で初めて確認されたことを受けて、医療機関に対して、同様の患者を診察した場合は情報提供するよう、自治体を通じて協力を要請しました。
その後、医療機関から寄せられた症例のうち、以下の3症例についてSFTSであったことが国立感染症研究所の検査により確認されました。
新たに確認された症例(いずれも回復、国内感染疑い。)
高知県(80代の女性1名:平成24年4月に発症。)
佐賀県(80代の男性1名:平成22年8月に発症。マダニの咬着あり。)
長崎県(50代の男性1名:平成17年11月に発症。)
なお、SFTSは3月4日付けで感染症法上の四類感染症に位置付けられたことから、SFTSの患者を診断した医師は速やかに最寄りの保健所長を通じて届け出ることとされています。
厚生労働省では、引き続き、本疾患に関する情報収集や調査研究を実施し、適切な対応を行っていきます。
詳細については、下記のページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002x3q1.html
(参照先)
厚生労働省