重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例のまとめについて
先般、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)」の症例が、国内で初めて確認されたことを受けて、医療機関に対して、同様の患者を診察した場合は情報提供するよう、自治体を通じて協力を要請してきたところです。
今般、本年3月4日までに寄せられた過去の症例のうち、SFTSであったことが国立感染症研究所の検査により確認された症例について分析を行い、「病原微生物検出情報(IASR)速報」にまとめましたので、お知らせします(別添)。
今後SFTSであることが確認された症例については、平成25年3月4日からSFTSが感染症法上の四類感染症として届出対象となったことを踏まえ、厚生労働省からの症例毎の公表に替えて、感染症法上の他の届出対象疾病と同様に、原則として毎週金曜日に国立感染症研究所ホームページ上で公表される「感染症発生動向調査 週報(IDWR)」により週毎に公表する予定です。
厚生労働省では、引き続き、本疾患に関する情報収集や調査研究を実施し、適切な対応を行っていきます。
(別添)<病原微生物検出情報(IASR)速報>国内で確認された重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者8名の概要(2013年3月13日現在)(PDF:KB)
詳細については、下記のページをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xcqj.html
(参照先)
厚生労働省健康局結核感染症課