有効期限切れワクチンの誤接種について
今般、イモバックスポリオ皮下注(製造販売業者:サノフィ株式会社、一般名:不活化ポリオワクチン(ソークワクチン))において、有効期限が平成27年6月5日であるロット番号「J0236」として出荷されたワクチンが、有効期限が経過した後に接種された事例が報告されています。
被接種者には、接種を実施した市区町村が誤接種について説明しており、現時点で、誤接種による体調不良等の報告はありませんが、厚生労働省においては、この報告を受け、別添1のとおり、関係機関へ事務連絡を発出し、注意喚起を行っております。
また、有効期限の切れたワクチンの誤接種が今後発生しないよう、 予防接種の対象となっている全てのワクチンについて、(1) 製造販売業者に対して、販売業者又は卸売販売業者に出荷する際に有効期限が残り3か月を切っているワクチンを出荷する場合は、文書にて確実に有効期限を周知すること、(2)卸売販売業者に対して、医療機関へ出荷する際に有効期限が残り3か月を切っているワクチンを出荷する場合は、文書にて確実に有効期限を周知すること、(3)医療機関に対して、ワクチン接種時には有効期限を逐次確認すること、といった内容の再発防止策を関係機関へ別添2のとおり周知いたします。
詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000092045.html
参照先:健康局