鳥インフルエンザ(H5N1)について

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144523.html

鳥インフルエンザ(H5N1)について

1 鳥インフルエンザ(H5N1)とは?

1 病原体

H5N1亜型鳥インフルエンザウイルス

2 感染動物

鳥類(主に水禽類)

3 感染経路

ヒトは、感染した鳥やその排泄物、死体、臓器などに濃厚に接触することによってまれに感染することがある。日本では発症した人は確認されていない。

4 世界での発生状況 

鳥類では東南アジアを中心に、中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域などで感染が確認され、ヒトでの症例はアジア、中東、アフリカを中心に報告されている。

発生地図

PDF PDF [465KB]

※最新の発生情報についてWHOのホームページをご覧下さい。
(リンク先;http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/

5 潜伏期

1〜10日(多くは2〜5日)

6 診断と治療

  1. (1)臨床症状
    発熱、呼吸器症状、下痢、多臓器不全等
  2. (2)病原体診断
  3. (3)治療:タミフル等を用いた対処療法を実施。

7 発症予防

鳥との接触を避け、むやみに触らない。
生きた鳥が売られている市場や養鶏場にむやみに近寄らない。
手洗いの励行(特に発生国では徹底してください)。

2 鳥インフルエンザ(H5N1)に関する情報

鳥インフルエンザに感染しないためには・・・。

野鳥からの感染防止

野生の鳥は、インフルエンザウイルス以外にも人に病気を起こす病原体を持っている可能性があります。日頃からつぎのことに注意しましょう。

  • 衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物を見つけた場合は、直接触れないこと。もしも触れた場合には、速やかに手洗いをすること。
  • 特に、子供は興味から野鳥に近づくおそれがありますので注意しましょう。

海外での感染防止

特に、鳥インフルエンザが流行している地域に行かれる方は注意が必要です。

  • 不用意に鳥類に近寄ったり触れたりしない。
    (特に、家きんが飼育されている場所、生きた鳥を販売している場所や食用に鳥を解体している場所には立ち入らない)
  • 鳥の解体や調理をしない。もしも鳥を扱った場合には必ずよく手を洗う。
  • 十分に加熱された鳥肉、卵などを食べる。

※日本に入国する際、発熱や咳など体調に異状がみられたら、検疫所の健康相談室に申し出てください。

鳥インフルエンザに関するQ&Aについて

3 鳥インフルエンザに関する厚生労働省の取組状況(平成16年)

  1. 国民の皆様へ(鳥インフルエンザについて)
  2. 高病原性鳥インフルエンザに関する厚生労働省の対応状況について

4 国内の家きんにおける発生に関する情報

平成16年度

平成17年度

  1. (1)茨城県における鳥インフルエンザ関連情報
  2. (2)埼玉県における鳥インフルエンザ関連情報

平成19年度

平成22年度

  1. (1)島根県における鳥インフルエンザ関連情報
  2. (2)宮崎県における鳥インフルエンザ関連情報
  3. (3)鹿児島県における鳥インフルエンザ関連情報
  4. (4)愛知県における鳥インフルエンザ関連情報

平成26年度

  1. (1)熊本県における鳥インフルエンザ関連情報

5 鳥インフルエンザ(H5N1)関係の通知等

6 関連情報

なお、動物由来感染症を紹介するホームページ「動物由来感染症を知っていますか?」にも、動物の輸入件数等の統計情報が掲載されていますのでご利用下さい。

コンテンツメニュー


関連情報

なお、動物由来感染症を紹介するホームページ「動物由来感染症を知っていますか?」にも、動物の輸入件数等の統計情報が掲載されていますのでご利用下さい。

医療従事者向けメールマガジン 感染症エクスプレス@厚労省

感染症情報をお届けするメールマガジンです。
登録は以下URLの「新規登録」ボタンから。
無料でご利用できます。
http://kansenshomerumaga.mhlw.go.jp/
※概要はこちら [373KB]

コンテンツメニュー


健康局結核感染症課

担当:動物由来感染症指導係
TEL 03-5253-1111(内線2384、2387)


 


公開日:2016年04月20日

カテゴリー: 感染症