No.591 保育園における腸管出血性大腸菌O121による感染(長崎県)

[ 概要報告 ]
分野:細菌性感染症

衛研名:長崎県環境保健研究センター

時期年月:2000/11/01

地域:平戸市

概要:
平戸市内の1才の下痢(血便)患者から乳糖遅分解で血清型不明のベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌が検出されたとの届出あり。菌株精査の結果、腸管出血性大腸菌O121:H19(VT2)であることが判明。その後の接触者検便にて患者の姉(3才)及び患者と同姉が通園している保育園の園児11名の計2名からも同血清型の菌株が検出された。