No.656 巻貝による食中毒事例(京都府)

[ 概要報告 ]
分野:自然毒等による食中毒

衛研名:京都府保健環境研究所

時期年月:2000/03/01

地域:京都府

概要:
患者の1人が市販の殻付きのツブ貝を購入し、当日に刺身とゆでて家族3名全員で喫食した。喫食後2~2.5時間ごろから目がかすむ、ふらつく、口が渇く、頭痛などの症状が現れたが、休日のため医療機関での受診はしなかった。翌日の夕方には、全員が回復したかに思われたが、2名が冷凍保存した残りのゆでたツブ貝を食べ、再び同じ症状が現れた。原因物質テトラミン。