No.1172 小中学校におけるノロウイルス集団感染事例

[ 概要報告 ]
分野:ウイルス性感染症

衛研名:島根県保健環境科学研究所

時期年月:2004/12/14 ~ 2004/12/16

地域:島根県大田市 

概要:
小学校において嘔吐と下痢を主症状として、児童35名の内15名が欠席しており、休校の措置をとった旨の連絡があり調査を実施した。調査の結果、小学校の児童22名及び職員6名、中学校の生徒7名の合計27名が同様の症状を呈していることが判明した。またその後の調査で8名の有症者を確認した。保健所では食中毒及び感染症の両面から調査した結果、有症者の便からノロウイルスが検出されたことから、ノロウイルス感染症と特定した。