No.1183 医薬品成分が検出された健康食品(大阪府)

[ 概要報告 ]
分野:化学物質による食品汚染

衛研名:大阪府立公衆衛生研究所

時期年月:2005/6 ~ 2005/7

地域:大阪府内

概要:
平成17年度の買い上げ検査として、強壮効果、血糖降下作用、体質改善効果及び消炎鎮痛効果を標榜する健康食品の試験検査を実施し、強壮効果を標榜する3製品から、シルデナフィル、タダラフィル及びアミノタダラフィルを検出した。このうちアミノタダラフィルは、わが国では初めて検出された成分であったため、成分の同定及び医薬品成分としての判定を、厚生労働省に依頼した。また、血糖降下作用を標榜する1製品から、抗糖尿病薬であるグリベンクラミドを検出した。