No.1233 LC/MS/MS迅速分析法により原因究明されたコモンフグ中毒事件 [ 概要報告 ] 分野:自然毒等による食中毒 衛研名:愛媛県立衛生環境研究所 時期年月:2006/01/31 地域:愛媛県新居浜市 概要: 飲食店において、ふぐ料理を喫食後、唇・手足指先のしびれ及び吐き気を訴え、1名が医療機関を受診。LC/MS/MSで分析したところ、喫食残品であるコモンフグの肝臓より11.5μg/g,発症16時間後の患者尿より0.078μg/mlのテトロドトキシンを検出した。患者は軽症で、数日後に退院した。