[ 概要報告 ]
分野:その他
衛研名:大阪府立公衆衛生研究所
時期年月:2005/04/01
地域:大阪市
概要:
ワックス製造作業者の皮膚症状訴え、ジクロロメタン取扱者の酩酊および眩暈の訴えに対し、その原因調査のためワックス製造場のパラフィンワックスヒューム濃度を測定した。その結果、許容濃度以下であったが、作業場が曇っている状況であったので、発生源に局所排気装置の設置を指導した。対策を実施後、パラフィンワックスヒューム濃度は大きく低下した。ただし、総粉塵濃度は低下していなかった。これは、鋳型にコーティングするシリコンスプレーによると考えられたため、この作業時には防塵マスクを着用するよう指導した。