No.1312 有毒植物による食中毒事件について

[ 詳細報告 ]
分野名:自然毒等による食中毒
登録日:2016/03/08
最終更新日:2016/05/27
衛研名:群馬県衛生環境研究所
発生地域:前橋市
事例発生日:2006年5月11日
事例終息日:
発生規模:喫食者 2名(受診2名うち入院2名)
患者被害報告数:発症者 2名
死亡者数:0名
原因物質:カロライナジャスミン
キーワード:カロライナジャスミン、ジャスミン、有毒植物、食中毒、誤飲

背景:
平成18年5月11日(木)午後11時30分頃、前橋市内の医療機関から「有毒植物を誤認して飲み、食中毒症状を呈している患者を治療している」旨の電話連絡が前橋保健福祉事務所職員宅にありました。
同保健福祉事務所が調査したところ、家庭で観賞用に栽培していた「カロライナジャスミン」を「ジャスミン」と誤り、花に湯を注ぎ、2名が飲んだことが判明しました。診察した医師から食中毒届が提出されたこと及び飲用した植物がカロライナジャスミンと確認されたことから、同保健福祉事務所では、患者が飲用した有毒植物を原因とする食中毒事件と断定しました。
患者の症状は、足のふらつき、目の焦点が合わない等。

概要:
平成18年5月11日(木)午後11時30分頃、前橋市内の医療機関から「有毒植物を誤認して飲み、食中毒症状を呈している患者を治療している」旨の電話連絡が前橋保健福祉事務所職員宅にありました。
同保健福祉事務所が調査したところ、家庭で観賞用に栽培していた「カロライナジャスミン」を「ジャスミン」と誤り、花に湯を注ぎ、2名が飲んだことが判明しました。診察した医師から食中毒届が提出されたこと及び飲用した植物がカロライナジャスミンと確認されたことから、同保健福祉事務所では、患者が飲用した有毒植物を原因とする食中毒事件と断定しました。
患者の症状は、足のふらつき、目の焦点が合わない等。

原因究明:
植物の同定

診断:
植物の同定

地研の対応:
特になし

行政の対応:
カロライナジャスミン実物写真の公表、有毒植物の食中毒防止啓発

地研間の連携:
特になし

国及び国研等との連携:
特になし

事例の教訓・反省:
有毒植物についての啓発の必要性

現在の状況:
特になし

今後の課題:
特になし

問題点:

関連資料:
報道提供資料リンク先HP:http://www.pref.gunma.jp/hpm/shokuhinka/00294.html

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