No.1338 焼肉店を利用した3グループが発症した腸管出血性大腸菌O157食中毒

[ 概要報告 ]
分野:細菌性食中毒

衛研名:東京都健康安全研究センター

時期年月:2006/7/16 ~ 2006/7/18

地域:東京都・千葉県

概要:
バイキング形式の焼肉店Aを7月11,12日に利用した3グループ9名の内、3グループ3名が16~18日に腹痛、下痢等の食中毒症状を呈した、ふん便から腸管出血性大腸菌O157(VT1&2)が検出された。非発症者ふん便6検体中3検体からも同菌が検出され、PFGE型、薬剤感受性は患者由来株と一致した。しかし、バイキング形式のため、汚染経路等発生要因は特定することができなかった。