No.1387 毒キノコの誤食による食中毒事件について(群馬県)

[ 詳細報告 ]
分野名:自然毒等による食中毒
登録日:2016/03/08
最終更新日:2016/05/27
衛研名:群馬県衛生環境研究所
発生地域:群馬県沼田市
事例発生日:2007年6月12日
事例終息日:
発生規模:喫食者 2名、発症者 1名(受診 1名うち入院0名)
患者被害報告数:1名
死亡者数:0名
原因物質:毒キノコ オオシビレタケ
キーワード:毒キノコ 誤食 オオシビレタケ

背景:

概要:
平成19年6月12日(火)午前11時30分頃、沼田市内の医療機関から「キノコを食べて腹痛、めまいを訴えている患者を診察した」旨の電話連絡が沼田保健福祉事務所にあった。
同保健福祉事務所で調査したところ、患者は、自宅の裏庭で発生したキノコを食用キノコと勘違いして、自宅でカットレタスとキノコの油炒めに調理し、食べたことが判明した。
患者の食べたキノコ残品がオオシビレタケと鑑定されたこと及び診察した医師からの情報により、同保健福祉事務所では、毒キノコを原因とする食中毒事件と断定した。なお、患者の症状は腹痛、めまいで、その後、快方した。

原因究明:
毒キノコによる食中毒防止の啓発を資料配付とホームページで実施した。

診断:
患者宅のキノコ残品の鑑定

地研の対応:
特になし

行政の対応:

地研間の連携:
特になし

国及び国研等との連携:
特になし

事例の教訓・反省:
特になし

現在の状況:
特になし

今後の課題:
野生キノコの誤食による食中毒は毎年発生している

問題点:
特になし

関連資料:
特になし