No.1471 生食用と表示された鴨肉を原因とするカンピロバクター食中毒

[ 概要報告 ]
分野:細菌性食中毒

衛研名:東京都健康安全研究センター

時期年月:2009/5/30 ~ 2009/5/31

地域:東京都

概要:
2009.5.28に飲食店を利用した10名中8名が下痢、腹痛、発熱等の症状を呈し、患者ふん便からカンピロバクター・ジェジュニが検出された。原因食品は「鴨ささ身と三つ葉の山葵浸し」で、原材料の鴨肉には生食の表示があり、軽く湯通しした程度で提供されていた。同時期に京都市内および仙台市内において、同じ製造元から出荷された鴨肉が原因と推定される苦情事件が発生していた。