No.1553 居酒屋の食事を原因とした腸管出血性大腸菌O157による食中毒事例(東京都)

[ 概要報告 ]
分野:細菌性食中毒 

衛研名:東京都健康安全研究センター

時期年月:2013/5/7 ~ 2013/5/11

地域:東京都 

概要:
居酒屋を利用した3名が下痢、腹痛、発熱などの症状を呈し、患者1名から腸管出血性大腸菌O157が検出された。また、同時期に複数の散発患者からも腸管出血性大腸菌O157が分離されたため、PFGE解析を実施した。その結果、居酒屋利用者株と同一パターンを示す散発由来株が見つかったため、遡り調査を行ったところ、同じ居酒屋を利用していることが確認された。最終的に複数グループの54名中17名が発症していることが判明した。