◆マダニにご注意ください

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.260(2016年08月19日)

 ダニ媒介脳炎や重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を含むダニ媒介感染症を予防するためには、マダニに咬まれないようにすることが大切です。農作業やレジャーなどで、森林や草むら、ヤブなどに入る場合には注意しましょう。

 長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくしましょう。

 咬まれていることに気づいたら無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科)で処置を受けてください。
また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。感染症法に基づく届出対象のダニ媒介感染症の患者を医師が診断した場合には、直ちに届出が必要となります。
 医療機関の皆様におかれましては、引き続きご協力お願いします。

<厚生労働省:ダニ媒介脳炎>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133077.html

公開日:2016年08月22日

カテゴリー: 感染症