【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.305(2017年07月14日)
海外では、日本では見られない感染症も発生していますので、感染症に対して注意が必要です。
渡航先で感染症にかからないようにするためには、感染症の正しい知識と適切な予防方法を身につけることが重要です。
また、帰国時に発熱や咳、下痢など具合が悪く体調に不安がある場合や動物に咬まれたり、蚊に刺されたなど健康上で心配なことがありましたら、検疫所にご相談ください。
感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、帰国後しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は、早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。
厚生労働省ではWEBサイトを通じて、夏休みに海外へ渡航される方に、海外での感染症の予防方法や帰国後に注意すべきことなどの情報を提供しています。
ぜひご覧ください。
医療機関の皆様におかれましては、海外での感染症の注意喚起にご協力をお願いします。
<夏休みにおける海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html
<検疫所ホームページ:FORTH海外で健康に過ごすために>
http://www.forth.go.jp/