【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.310(2017年08月25日)
渡航先や渡航先での行動によって、感染する可能性のある感染症は異なりますが、麻しんや、蚊を介した感染症が海外で多く報告されています。
感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中あるいは帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなることがあります。
その際は、早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。
医療機関の皆様におかれましては、受診される方の海外渡航歴等について、留意していただきますようお願いいたします。
<夏休みにおける海外での感染症予防について>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/travel-kansenshou.html
<麻しんについて>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/
<蚊媒介感染症>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html