【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.315(2017年09月29日)
今年度の結核予防週間の標語は“それって、いつもの風邪ですか?”です。
患者と医師とのコミュニケーションの大切さを啓発するポスターを作成しました。風邪のような症状であっても、いつもの風邪と異なるところに気づき、それを医師に伝えることさえできれば、早期の診断・治療につながり、感染症の拡大を防ぐことができるかもしれません。これは結核に限ったことではありません。ポスターにはそのような、「感染症の正しい診断をより早く行うために役立つ情報」を例示しました。
皆さんも病院を受診する前に「いつもの風邪とは違うところはないかな?」と考えてみてください。それは本人にしか分からない情報なのです。そして、思い当たることがあれば積極的に医師に伝えてください。
<啓発ポスター>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/tbkoho29.pdf
<結核(BCGワクチン)>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/