【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.315(2017年09月29日)
厚生労働省は、薬剤耐性(AMR)対策のために、平成29年6月に公表した『抗微生物薬適正使用の手引き 第一版』のダイジェスト版(バイブルサイズ、8ページ)を作成しました。
抗微生物薬の適正使用を推進していくために、平成29年6月に、外来診療を行う医療従事者(特に診察や処方、保健指導を行う医師)向けの『抗微生物薬適正使用の手引き 第一版』(対象:基礎疾患のない成人及び学童期以上の小児)を作成しました。
今回のダイジェスト版では、抗微生物薬について、特に適性に使用してほしい「急性気道感染症」と「急性下痢症」についての診断・治療手順のフローチャートの掲載や、抗菌薬の処方について患者や家族に説明する際のポイントなどをまとめています。
また、このダイジェスト版については、多くの医療従事者が利用しやすいよう、本日から厚生労働省のWEBサイトでダウンロードができるようにしました。
印刷したダイジェスト版(20万部)については、9月下旬から順次、全国の自治体・関係団体などに配布する予定です。
<AMRCRC啓発サイト>
http://amr.ncgm.go.jp/medics/2-7.html
<薬剤耐性(AMR)対策について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000120172.html