参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/03.html
食中毒の原因は、細菌以外にも、ウイルス、自然毒(フグ・キノコ等)など、様々なものがあります。ここでは、細菌以外の病因物質についてご紹介します。
※ 細菌による食中毒については こちら へ
ウイルス
ノロウイルス
注意!この冬はノロウイルスに注意しましょう。
年間の食中毒の患者数の約半分はノロウイルスによるものですが、うち約7割は11月〜2月に発生するなど、この時期の 感染性胃腸炎の集団発生例の多くはノロウイルスによると考えられます。
ノロウイルスによる食中毒は、主に、調理者を通じた食品の汚染により発生します。ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。
関連通知等
ノロウイルスに関するQ&A ( PDF [266KB])
ノロウイルスについて、一般向けにわかりやすく解説
発出日 H29.11.10 H29.7.21 |
題名 ノロウイルスによる食中毒の予防について[84KB] ノロウイルスによる食中毒の予防及び調査の結果について[585KB] |
H29.3.13 | 加熱せず喫食する乾物等食品によるノロウイルス食中毒予防の徹底について[108KB] |
H29.3.1 | ノロウイルスによる食中毒の調査及び注意喚起について[670KB] |
H29.2.27 | ノロウイルスによる食中毒予防の徹底について[102KB] |
H28.12.21 | 感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について[104KB] |
H28.11.24 | ノロウイルスによる食中毒予防及び調査について[408KB] |
H28.11.22 | 感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について[105KB] |
H27.10.23 | 感染症胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について [79KB] |
H27.09.30 | ノロウイルスによる食中毒の予防について [145KB] |
H26.11.28 | 感染症胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの感染予防対策の啓発について[68KB] |
H26.11.19 | ノロウイルスによる食中毒の予防について[58KB] |
H26.02.24 | ノロウイルスによる食中毒の発生予防について[279KB] |
H26.01.27 | ノロウイルスによる食中毒の発生予防について [109KB] |
H25.11.20 | 感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの予防啓発について [65KB] |
H25.10.04 | ノロウイルスによる食中毒の予防について [848KB] |
H25.01.11 | ノロウイルスによる食中毒の発生予防について [392KB] |
H24.11.27 | 感染性胃腸炎の流行状況を踏まえたノロウイルスの一層の予防の啓発について [912KB] |
H24.11.13 | 感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの予防啓発について [121KB] |
平成19年10月12日、薬事・食品衛生審議会食中毒部会からの提言
糞便中や食品中からのノロウイルス検出方法
参考: 食品のウイルス標準試験法検討委員会(国立医薬品食品衛生研究所)
ノロウイルスを病因物質とする食中毒発生状況 (エクセルファイル [92KB])
事件数や患者数をまとめています。
食品に関するリスクコミュニケ−ション〜ノロウイルス食中毒予防に関する説明会(平成26年2月20日・25日)
一般の方を対象に説明会を開催しました。
リンク
・国立感染症研究所感染症情報センター
・国立医薬品食品衛生研究所安全情報部
・公益社団法人日本食品衛生協会
E型肝炎ウイルス
E型肝炎ウイルスについて、一般向けにわかりやすく解説
A型肝炎ウイルス
平成26年3月14日 A型肝炎の発生動向及び注意喚起について[72KB]
平成22年4月26日 A型肝炎発生届受理時の検体の確保等について[148KB]
平成21年12月1日 A型肝炎ウイルスの検出法について[60KB] 別添 [278KB]
平成9年11月28日 食品媒介性A型肝炎ウイルス対策等について [92KB]
動物性自然毒
フグ
フグの取扱いにあたっては、通知「フグの衛生確保について」(昭和58年12月2日環乳第59号、厚生省環境衛生局長通知及び環境衛生局乳肉衛生課長通知)によって、採取海域・種類・部位等に関する統一された基準での衛生対策が示されています。
S58.12.02 | フグの衛生確保について(局長通知) |
S58.12.02 | フグの衛生確保について(課長通知) |
詳しくは、「安全なフグを提供しましょう」へ。
二枚貝(貝毒)
主に二枚貝(ホタテガイやカキ、アサリなど)は、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べ、体内に毒素を蓄積させます。
毒素が蓄積した貝類を人が食べると、下痢や麻痺といった症状を引き起こすことがあります。
貝毒については、通知「麻痺性貝毒等により毒化した貝毒の取扱いについて」(平成27年3月6日食安発第0306第1号、厚生労働省医薬食品局食品安全部長通知)によって、可食部あたり下痢性貝毒が0.16mオカダ酸当量/kg、麻痺性貝毒が4MU(マウスユニット)/gの規制値等が示されています。
H29.03.08 「下痢性貝毒(オカダ酸群)の検査について」の一部改正について〔112KB〕
H27.05.15 麻痺性貝毒による食中毒の防止について[130KB]
H27.03.06 麻痺性貝毒等により毒化した貝類の取扱いについて[87KB]
H27.03.06 下痢性貝毒(オカダ酸群)の検査について〔205KB〕
H16.04.13 麻痺性貝毒による二枚貝等の捕食生物の毒化について [158KB]
(麻痺性貝毒をもつ二枚貝を捕食するトゲクリガニの毒化について)
巻貝(キンシバイ等)
キンシバイ等の巻貝は、フグ毒と同じ毒を蓄積することで、食中毒の原因となることがあります。
→ 「巻貝類(キンシバイ)による食中毒について(注意喚起)」
H19.08.16 ムシロガイ科キンシバイ(巻貝)での食中毒の発生事例について(注意喚起)
H20.07.04 中国産及び台湾産小型巻貝の取扱いについて[51kb]
その他の動物性自然毒
動物性自然毒の種類、特徴、症状など詳しい情報は → 自然毒のリスクプロファイル(動物性自然毒)
植物性自然毒
毒キノコ
発出日 | 題名 |
H25.10.04 | 植物性自然毒を原因とする食中毒防止の徹底について [68KB] |
H22.10.22 | 毒キノコによる食中毒に注意しましょう |
H22.10.06 | 植物性自然毒を原因とする食中毒防止の徹底について [89KB] |
キノコ毒の種類、特徴、症状など詳しい情報は → 自然毒のリスクプロファイル(キノコ)
アジサイ
H20.08.18 | アジサイの喫食による食中毒について [192KB] |
特徴、症状など詳しい情報は → 自然毒のリスクプロファイル(アジサイ) 概要版、 詳細版
その他の植物性自然毒
植物性自然毒の種類、特徴、症状など詳しい情報は → 自然毒のリスクプロファイル(高等植物)
化学物質
寄生虫
クドアによる食中毒について
アニサキスによる食中毒を予防しましょう
その他
FAO/WHO 国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)情報誌No.3/2008 を和訳