全数把握対象疾患 報告数

• ・結核の報告が8件ありました。
• ・腸管出血性大腸菌感染症の報告が2件ありました。
• ・つつが虫病の報告が1件ありました。
• ・レジオネラ症の報告が4件ありました。
• ・アメーバ赤痢の報告が1件ありました。
• ・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の報告が1件ありました。
• ・急性脳炎の報告が1件ありました。
• ・劇症型溶血性レンサ球菌感染症の報告が1件ありました。
• ・後天性免疫不全症候群（HIV感染症を含む）の報告が1件ありました。
• ・侵襲性肺炎球菌感染症の報告が1件ありました。
• ・梅毒の報告が6件ありました。
• ・百日咳の報告が1件ありました。

定点把握対象疾患 定点当たり報告数

＜A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています！＞
定点当たり報告数は6.85と前週比11%増でした。17週続けて過去5年間の同週の平均＋2SDの値を上回っており*、特に第47週以降は過去10年間で最も高い値で推移しています。保健所別報告数は、潮来(19.13)で警報基準値(8.0)を上回る報告があり、次いで古河(7.17)、つくば(6.89)の順に高い値となっています。引き続き今後の県内の動向を注視していく必要があります。

＜インフルエンザ＞
定点当たり報告数は29.41と前週の値(32.07)から微減しましたが、継続して過去5年間の同週の平均＋2SDの値を上回っています*。詳しくは「インフルエンザ流行情報について」をご覧ください。

＜COVID-19＞
定点当たり報告数は5.41と前週比16%増で、4週続けて増加しています。県内において感染が拡大する可能性が考えられ、今後の動向に注目する必要があります。

^*「過去5年間の平均＋2SD（SD：標準偏差）」は、流行の目安を示す指標の一つであり、この値を超えると過去5年間の同じ週と比較してかなり多い値であることを示します。